■このブログは2019年12月30日に書きました。
こんにちは!
ソバネコです。
このブログは、
元プロボクサー・現在デザイナーである、ソバネコがボクシングについて書いた記事です。
今回は、2019年の年末に行われるボクシングの世界戦について書いています。
恒例となった年末格闘技のボクシングですが、今年は誰の試合が組まれるんでしょうか?
2019年年末の世界戦は5試合!
2019年年末の世界タイトルマッチは全部で5試合あります。
まずは、12月23日に横浜アリーナで行われる「トリプル世界戦」
WBA世界ミドル級タイトルマッチ
[王者]村田諒太vs[挑戦者]スティーブン・バトラー
WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ
[王者]寺地拳四朗vs[挑戦者]ランディ・ペタルコリン
IBF世界フライ級タイトルマッチ
[王者]モルティ・ムザラネvs[挑戦者]八重樫東
発表当初、拳四郎選手の相手はIBF王者フェリックス・アルバラードでしたがデング熱の疑いのため急遽代役になりました。
そして、12月31日の大晦日に東京の大田区総合体育館で行われる「ダブル世界戦」は、
WBO世界フライ級タイトルマッチ
[王者]田中 恒成VS[挑戦者]ウラン・トロハツ
WBO世界スーパー・フライ級タイトルマッチ
[王者]井岡 一翔VS[挑戦者]ジェイビアー・シントロン
井岡選手の大晦日タイトルマッチは昨年のマカオに続き恒例ですね。
中でも注目なのは横浜アリーナで行われる八重樫選手の試合でしょうか。最後の世界戦から実に約2年ぶり。年齢的にもラストチャンスな気がします。
12月23日 横浜アリーナ
WBA世界ミドル級タイトルマッチ
[王者]村田諒太vs[挑戦者]スティーブン・バトラー
選手 | 戦績 | ランク |
村田諒太 | 15勝2敗(12KO) | WBAチャンピオン |
スティーブン・バトラー | 28勝1敗1分(24KO) | 同級9位 |
当初は今年7月に大阪で倒したロブ・ブラントとのラバーマッチが予定されていましたが、その前にバトラーと戦うこと決定しました。
バトラーの特徴はというと、、、
今回の対戦相手スティーブン・バトラーは、30戦28勝(24KO)1敗1分の戦績を誇る。身長182cmでリーチが203cm。KO率が80%。長いリーチを活かしたストレートが特徴の選手だ。
弾丸を放つようにパンチを打つ事から「BANG BANG」の異名を持ち、現在はWBA9位、WBO1位にランクされる。
身長は村田(183cm)と同じくらいだが、リーチが村田(184cm)より20cmほど長いためやりにくい相手だ。バトラーにとっては、今回が初の世界挑戦となる。村田としては、得意な近距離に持ち込んで、強いパンチを打ち込みたいところだ。
記事出典:ボクシング専門家 木村 悠
元世界チャンピオンの木村さんによる、的確なバトラーの特徴解説。
身長が203cmあり、KO率が80%というのは恐ろしいです。WBOでも1位にランクされているので間違いなく強豪でしょうね。
WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ
[王者]寺地拳四朗vs[挑戦者]ランディ・ペタルコリン
選手 | 戦績 | ランク |
寺地拳四朗 | 16勝0敗(9KO) | WBCチャンピオン |
ランディ・ペタルコリン | 31勝3敗1分(23KO) |
当初、IBF王者フェリックス・アルバラードとの統一戦でテンションが上がっていた拳四郎選手でしたが、相手が急病のため急遽代役の選手に変更。モチベージョンに影響がないといいですね。
IBF世界フライ級タイトルマッチ
[王者]モルティ・ムザラネvs[挑戦者]八重樫東
選手 | 戦績 | ランク |
モルティ・ムザラネ | 38勝2敗(25KO) | IBFチャンピオン |
八重樫東 | 28勝6敗(16KO) |
八重樫選手は前回の世界戦から約2年7ヶ月ぶり。相手もかなりの強豪らしく、面白い試合になりそう。
3階級王者の八重樫は、スーパーフライ級での4階級目を目指していたが、今回フライ級でのタイトル挑戦が決まった。
IBFライトフライ級王座での敗戦から、2年7カ月ぶりの世界戦となる。八重樫「4階級制覇という夢を掲げてやってきましたが、チャンスのあるフライ級で王座復帰という形で世界を目指すことになりました。決まったからには命を懸けて戦っていきたい」と話した。
相手のモルティ・ムザラネは「日本人キラー」の異名を持つ。昨年の大晦日に坂本真宏(28=六島)を10回TKOで破り、今年5月には黒田雅之(33=川崎新田)に判定勝利。日本人選手を相手に2連続防衛を果たしている。
今回、3戦連続で日本人との対戦が決まった。40戦38勝(25KO)2敗の戦績を誇る。キャリア初期に負けたのと、2008年に当時IBF世界フライ級王者だったノニト・ドネア(フィリピン)と対戦し、6回TKO負けを喫した。そこから10年以上は負けなしである。
2010年には現WBOバンタム級王者のゾラニ・テテ(南アフリカ)にも勝利している。老獪なテクニックを持ち自分のペースに持ち込むのが上手いボクサーだ。
また、鉄壁のディフェンスを持ちガードを崩すのが難しい。前回の防衛戦でも挑戦者の黒田雅之の強打を空転させた。お互いベテラン同士のためキャリアの集大成として勝負に向かう。
記事出典:ボクシング専門家 木村 悠
トリプル世界戦のチケット情報
このブログを書いている12月1日時点では ローソンチケットからまだどの席も購入できます!
受付期間が2019/12/8(日) 23:59までなので悩んでいる人はお早めに!!
テレビではフジテレビが夜7時から生中継の予定!
リンクはこちらから!
12月31日 大田区総合体育館
WBO世界フライ級タイトルマッチ
[王者]田中 恒成VS[挑戦者]ウラン・トロハツ
選手 | 戦績 | ランク |
モ田中 恒成 | 14勝0敗(8KO) | WBOチャンピオン |
ウラン・トロハツ | 13勝3敗1分(6KO) |
トロハツの印象は、、、
トロハツは2017年から11連勝中で、WBAでは同級3位にランクされている難敵。
田中は「テクニックがあり、実戦に強い選手」と警戒した上、「8月はふがいない試合をしてしまった。それを払拭するチャンスが今年中に来てうれしい。KOで3度目の防衛を成功させたい」と意気込んだ。
記事出典:SANSPO.COM
かなり前評判は高そうな選手のようですね。この日は今後対戦するかもしれない井岡選手とのダブル世界戦のため2人の動向も気になるところ。
WBO世界スーパー・フライ級タイトルマッチ
[王者]井岡 一翔VS[挑戦者]ジェイビアー・シントロン
選手 | 戦績 | ランク |
井岡 一翔 | 24勝2敗(14KO) | WBOチャンピオン |
ジェイビアー・シントロン | 11勝0敗(5KO)1無効試合 |
今年も恒例となった井岡選手の大晦日決戦。相手のシントロン選手の戦績が11勝と気になり調べたらバリバリのアマチュアエリートでした
井岡は今年の6月19日にWBO世界同級王座決定戦で、当時同級1位のアストン・パリクテ(28)=フィリピン=を10回1分46秒TKOで破り、日本男子初の世界4階級制覇を達成した。
同26日に1学年上の元モデルの一般女性と再婚。8月21日には自身のインスタグラムを更新し、第1子となる長男が誕生したことを明かした。
シントロンはアマチュア時代に2012年ロンドン五輪、16年リオデジャネイロ五輪に出場。ロンドン五輪では8強入りした技巧派のサウスポーだ。リオ五輪後に米有力プロモーション会社のトップランク社と契約を交わし、17年4月にプロデビューした。
今年5月にWBO世界同級挑戦者決定戦で江藤光喜(31)=白井・具志堅スポーツ=と対戦。江藤の偶然のバッティングにより1回に倒され、無効試合となった。8月に江藤と再戦し、2回に左ストレートでダウンを奪うなどして判定勝ち。井岡への挑戦権を手にした。
プロ戦績は12戦11勝(5KO)1無効試合。井岡は「1位の選手で、アマチュアとしての実績があり、テクニックがあるという印象。難敵だと思う」と警戒した。家族が増え、父となった井岡は「一家の大黒柱として、男としての役割を果たす。厳しい闘いになると思うが、良い形で今年(の大みそか)も勝ちたい」と強い決意で8度目の大みそかのリングに上がる。
記事出典:SANSPO.COM
ダブル世界戦のチケット情報
このブログを書いている12月1日時点では まだ販売はしていない?のかもしれません。
もし検索不足だったらすみません。。。
テレビではCBC放送で午後5時から中継放送をする予定!
どの試合も厳しい展開になりそう!?
今回の5試合はどの試合もランク下位との消化試合ではなく強敵揃いのよう。
それぞれが今後の展望を意識しているので、是非ともいい勝ち方で次に繋げて欲しいです!
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まとめ
今回は、2019年の年末に行われるボクシングの世界戦について書きました。
いかがいかがでしたでしょうか?
今回の世界戦はどれもリアルガチな戦いになる予感がプンプンします。まだチケットはあるようなので時間がある方は実際に見に行って見ては!?テレビで見るのとはまた違った興奮が味わえますよ!
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