■このブログは2018年8月3日に書きました。
こんにちは!
ソバネコです。
このブログは、
元プロボクサーで現在デザイナーである、ソバネコがボクシングについて書いたブログです。
今回は、ボクシングにおけるセンスとは?について書いています。
ボクシングでセンスがある人とは?
ボクシングに限らず、スポーツをしていると、「自分って才能あるのかなー?」と不安に感じることがあると思います。
よく「ボクシングはセンスがなくても強くなれるのか?」という質問を目にします。
回答を見ると、「気持ちや心構えが大事」や「練習を真面目にやれば強くなる」など書いていますが、僕は少し違って捉えています。
かなり自分の独断と偏見が入ることを前提としますが、、
ボクシングをやる上で、センスがある人の方が強くなる確率がべらぼうに高いです!
ではセンスとは一体何なんでしょうか?
センス自体がビックワード過ぎて、いまいちピン!とこないですよね。ボクシングに限りセンスを僕なりに定義すると、
運動神経が優れている
これに尽きます。
え!?当たり前じゃないかって!?
当たり前過ぎてすみません。でも、突き詰めるとこれだと感じます。
運動神経が優れていることをもっと噛み砕いていうと、
・動きに対する反射神経が良い
(反応が早い / 筋肉の瞬発力が良い)
・体の動かし方がうまい
(効率的な体の動かし方を感覚的に知っている)
といったところでしょうか。
運動神経の良し悪しを判断するには?
では、どうやって運動神経が良いのか悪いのかを判断したらいいのか?
これは、ボクシングの動きを見たらわかるんですが、もっと簡単にわかる方法があります。
それは、、、
足が速いかどうか!?です。
基本的に短距離走が速い人は運動神経がいいです!
逆に短距離走が遅くて、長距離走が得意な人はスタミナがある人が多いです。
これは僕なりに根拠があって、当時通っていたジムの日本チャンピオンやランカー達に、足がどのくらい速いかを聞いたことがあるんです。笑
そしたら、みんな早かった。遅い人は1人もいませんでした。
50m走で5秒前半から遅くても6秒フラットぐらい。
運動神経が優れていると、基礎的な動作の「走る」という行為にも差が出るんです。
もし自分にセンスがあるか不安な人は、昔学校で走った50m走のタイムを思い出してみてください。
ボクシングには気持ちも大事?
ボクシングには運動神経が優れていることが大事と書きました。では気持ち(メンタル)の部分はどうなんでしょうか。
もちろん、相手に勝つ闘争心や恐怖に負けない勇気、練習を真面目に行う誠実さなど、メンタルも非常に重要な要素です。
ですが、それだけで試合に勝てるでしょうか?
ボクシングは人対人の闘いであるため、身体能力の要素が大きく、気持ちだけでは勝てない部分があります。
センスのある人とない人では、同じ時間と同じ量の練習をしても差が出てしまいます。
ボクシングは極論すると“才能”の世界です。
なので、自分がどの程度のセンスを持っているかを客観的に判断することが大事です。
判断が出来ればそこから自分の長所と短所が分かり、自分なりの戦い方を見つけることができます。
偉そうなことを書いてますが、現役時代の僕もセンスがない方の選手でした。
トレーナーからは、よく“鈍いヤツ”とか“センスねーなーお前はー”などと言われ続けていました。
でも悪い意味で僕は我が強かった。そして、自分を客観視出来ておらず無意味な練習をいっぱいやってました。
でも、自分を客観的に見れれば、トレーナーの言動や周りの選手と比べて
自分の持って生まれた資質はどの程度なのか?
がわかります。
そうすれば、センスに頼らない、別の方法でもっと強くなれたのではないかと今でも思います。
ですので、このブログを読んだ人がこういう考え方もあるんだ!と気づいてくれたらいいなと思います。
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まとめ
今回は、今回は、ボクシングにおけるセンスとは?について書きました。
いかがでしたでしょうか?
プロボクシングの世界を少しでも知ってもらえたら嬉しいです^ ^
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