■このブログは2018年12月8日に書きました。
こんにちは!
ソバネコです。
このブログは、
元プロボクサーで現在デザイナーである、ソバネコがボクシングについて書いたブログです。
今回は、大晦日に行われるメイウェザーVS那須川選手のルールが正式決定したことについて書いています。
ついにルールが正式決定!
現地時間12月6日、アメリカのTMTジムでメイウェザーと那須川選手が記者会見を行い、とうとう大晦日の試合ルールが決定しました!
気になる詳細ですが、
試合形式
ボクシングルールの3分3ラウンド
※蹴り、バックハンドブローなし
公式か非公式か?
ジャッジなしのエキシビジョンマッチ
※公式記録には勝敗はカウントされない。
階級は?
体重はウェルター級の147ポンド(67.7kg)
試合のグローブは?
両選手ともに8オンスグローブ
※RIZINで使用されるボクシンググローブを着用
条件は那須川選手が不利か?
読んでもらった通り、以前から報道のあったメイウェザーの条件を那須川選手がほぼ呑んだ。
といった状況でしょうか。
恐れながらボクシングをやっていたソバネコから言わせてもらうと、このルールで1番那須川選手が不利なところは
体重差だと思います。
メイウェザーはキャリアをスーパーフェザー級(約57〜59kg)からスタートしましたが、順調に階級を上げ、現在の主戦場はウェルター級・スーパーウェルター級(約67〜69kg)です。
一方、那須川選手の主な階級はフェザー級(約55~57kg)。
両者は特に大きな減量をせず、ほぼナチュラルウェイトで試合に臨むと思います。
メイウェザーが【約67~69kg】、那須川選手が【約55~57kg】で仕上げてきたとすると、
最大で約10kgの体重差に。
この体重差は思ったよりも大きな壁になる可能性が高いと思います。
ボクシングに限らず、階級制スポーツは基本的に異なる階級同士が戦うと、圧倒的に下の階級の選手が不利になります。
それだけフィジカル(体格差)の優位性が大きいんです。
僕もボクシングをやっていた時に、2階級上の選手とスパーリングをした経験がありますが、同階級の選手とは全く感覚が違いました。
一言で表現するなら、フィジカルからくるパワーが違います。
パワーが違うということは、パンチ力にも影響するので、結構危険かも知れません。
両者の階級差は最大5階級に?
階級が異なる選手が戦う場合、せいぜい戦えるのは2階級差ぐらいが普通ですが今回、両者の階級差は
スーパーウェルター級 | メイウェザー |
ウェルター級 | |
スーパーライト級 | |
ライト級 | |
スーパーウェザー級 | |
フェザー級 | 那須川天心 |
最大で5階級差に!
これは、両者が階級制で戦った場合の話で、ナチュラルウェイトだともう少し体重は重くなり、体重差は縮まると思いますがそれでもかなり不利だと思います。
メイウェザー側はあくまで金儲けのエキシビジョンとしての考えが見え見えですが、那須川選手はマジモードで挑むつもり。。。
試合が始まって、軽く流すつもりが那須川選手のポテンシャルにメイウェザーが本気になった時、結構スリリングな展開になるんじゃないでしょうか。
それとも、メイウェザーの持ち前のディフェンス力とスピードで、9分間安全運転をし凡戦で終わるのか。。
そんなどちらかの試合展開になるんじゃないかと僕は予想しますね〜( ・∇・)
まとめ
今回は、大晦日に行われるメイウェザーVS那須川選手のルールが正式決定したことについて書きました。
いかがでしたでしょうか?
試合はもうすぐです。熱い展開になるのか、寒い展開になるのかはわかりませんが、平成最後のビッグマッチになることは間違いないので見逃さないようにしたいです!
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