■このブログは2018年8月1日に書きました。
こんにちは!
そばねこです。
このブログは、
元プロボクサー・現在デザイナーである、ソバネコがボクシングについて書いた記事です。
今回は、プロボクシングタイトルマッチの種類について書いています。
タイトルマッチの種類
よくテレビでボクシングの世界タイトルマッチを放送していますよね。
世界タイトルマッチはボクシング最高峰の舞台で、サッカーで言えばワールドカップ、野球で言えばWBCのような位置になります。
タイトルマッチとは現役王者と挑戦者が王座の椅子を賭けて争うことですが、世界戦以外にもいくつか種類があります。
また、マイナーなものもあり全部書くと煩雑になるので、
ここでは日本でメジャーな3つのタイトルマッチを紹介したい思います!
日本タイトルマッチ
JBC(日本ボクシングコミッション)が認定するに日本国内の王者を決めるタイトル。
東洋太平洋タイトルマッチ
東洋太平洋ボクシング連盟が認定するタイトル。
世界タイトルマッチ
世界タイトルマッチは認定する主催団体が4つ。
・世界ボクシング協会(WBA)
・世界ボクシング評議会(WBC)
・世界ボクシング連盟(IBF)
・世界ボクシング機構(WBO)
つまり、世界タイトルマッチは1つではなく、4つの団体の中からどれに挑戦するか選択できるんです。
強いボクサーになると、複数団体の世界タイトルマッチで王者になり、“統一王者”なんて言い方をされます。
有名な例では、先日現役復帰された井岡一翔選手で、2団体統一王者ですね。(WBA・WBC)
ちなみに、以前まで日本ではWBAとWBCしか世界タイトルは認めていませんでした。最近になって規制が緩和され。IBFとWBOが追加され4団体になりました。
各タイトル名の意味
タイトルには日本や世界とつきますが、
タイトルの前につく名称はズバリ、“地域”です。
つまり、、、
日本タイトルは“日本”なので、日本国内のボクサーが対象。(地図中の赤い部分が対象地域)
東洋太平洋タイトルは“東洋太平洋”なので、東洋と太平洋の地域が対象。
英語だとOPBF(Oriental and Pacific Boxing Federation)で、Oriental=東洋、Pacific=太平洋ですね。
世界タイトルはその名の通り、“全世界のボクサー”が対象です。
タイトルの価値はどうやって決まる?
上の段落でも書きましたが、
タイトルの価値は、加盟団体に参加する競技者の分母が多い順で決まります。
といった形。
当たり前ですが、競技者が増えライバルが多くなるほど王者になるのも大変になり価値が高くなると。
プロボクサーが世界を目指す場合
プロボクサーが世界を目指す場合、通常は小さいタイトルから獲って徐々に世界に進むのがセオリーです。
日本では、日本→東洋太平洋→世界の順番が最も多いかな。
ちなみに、各タイトル王者の世間的知名度も調べてみました。笑
日本、東洋太平洋タイトルマッチは基本的にテレビ放映がされないので、チャンピンオンが誰かは、一般の人には認知されてないと思います。
かたや世界タイトルマッチになると民放で放送されるため、知名度が増します。
(それでも60%ほど 泣)
昔はテレビ東京が頻繁に放送していましたが、最近はTBSやフジテレビも乗り出してます。
井上尚哉選手はフジテレビが独占してますね。
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まとめ
今回は、プロボクシングタイトルマッチの種類について書きました。
いかがでしたでしょうか?
プロボクシングの世界を少しでも知ってもらえたら嬉しいです^ ^
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