■このブログは2019年7月03日に書きました。
こんにちは! ソバネコです。 このブログは、 元プロボクサーで現在デザイナーである、ソバネコがボクシングについて書いたブログです。
今回は、2019年7月12日エディオンアリーナ大阪で行われるロブ・ブラントVS村田諒太のリターンマッチについて書いています。
村田VSブラントの再戦が決定!
WBA世界ミドル級4位の村田諒太選手の再起戦が7月に行われます。
相手は2018年10月に負けた因縁の相手「ロブ・ブラント」。 村田選手は再起戦がリターンマッチで世界戦というスペシャルな舞台です。 まずは、試合日程をみてみましょう。
世界戦の日時
WBA世界ミドル級タイトルマッチ
王者 ロブ・ブラントVS 同級4位 村田諒太
【日時】 2019年7月12日金曜日
【場所】 大阪市 ディオンアリーナ大阪
今回は村田選手のホーム、関西での試合です。
エディオンアリーナは井岡選手が防衛戦でよく戦っていた場所で大阪でボクシングの世界戦といえばエディオンと名が上がるぐらい有名な場所。
ホームの地の利を活かしてもらいたいです。ポスターもいい感じで出来上がってますね。
https://twitter.com/mynavi_PR/status/1144078312618070016
放送は?
詳しい放送時間はまだ発表がありませんが、
放送局は「フジテレビ」の模様。
(ツイッターでは20時からとコメントあり)
前回のラスベガスでの世界戦ではDAZNが独占生中継だったんですが、今回は違うようですね。もしかしたらあの敗戦で商品価値が薄まったとして契約が切られたのかも?真相はわかりません。
これまでの経緯
僕の個人的な感覚としてこの一戦はあまり世間では盛り上がってない?ような気がします。
これから報道が過熱していくのかなーとも思いますが、去年の王座陥落で
“村田は終わった、、、”
と思った方も多かったのではないでしょうか?
KO負けではなかったものの、ブラントの豊富な運動量とスピードに終始圧倒され、完敗に近い試合でした。
普通なら年齢的にも引退しておかしくないですが、それを乗り越えて戦う決意を表した村田選手。ぜひ今回の再戦では勝ってほしい!です。
また、今回の再戦にはリターンマッチということもあり、盛り上がる要素はたくさんあります。
この試合になるまでの経緯を簡単に解説します。
2017年10月22日 両国国技館でWBAミドル級タイトルマッチ
王者のハッサン・ヌダム・ヌジカムと再戦。7回TkO勝ちで実に日本人22年ぶりの世界ミドル級王者になる。
↓
2018年4月15日 横浜アリーナで防衛戦
WBA世界ミドル級6位のエマヌエーレ・ブランダムラと対戦。8回2分56秒でTKO勝ちを納め、初防衛に成功
↓
2018年10月20日 ラスベガスのパークMGM内パークシアターで2回目の防衛戦
WBAミドル級3位のロブ・ブラントと対戦し、12回判定 村田0ーブラント3の大差で判定負けで2度目の防衛に失敗。
↓
2019年7月12日 大阪のエディオンアリーナ大阪
WBAミドル級世界チャンピオンになったロブ・ブラントとの ダイレクトリマッチの予定。
となっています。
リターンマッチとは?
リターンマッチとは、読んで字のごとく“再戦”という意味です。
プロボクシングでは王座を奪われた前回のチャンピオンが新たなチャンピオンに挑戦する。つまり破れた相手に再度挑むことを意味しており、村田選手にはすごい重圧がかかっているかと思います。
だって、前回の試合で 完敗に近い形で負けた相手に再起後一発目で再び挑むんです。普通は、1〜2試合、調整試合を挟んでからいざ!っての通例ですが、いきなり挑戦するとは。
もし村田選手がこの試合でも負けた場合、確実に引退となるでしょう。
それぐらい進退が待った無しのまさに“背水の陣”のはずです。勝てば天国負ければ地獄では無いですが、負けれられない一戦になるのは間違いないはず。
チケット状況
チケットの申し込み状況ですが、7月3日の時点ではローソンチケットの場合、
もうほとんど売り切れ!めっちゃ人気ある!
関西圏にお住いの方はぜひ見に行って見ては?ちなみにこの試合はトリプル世界戦になるようですね。村田選手以外は拳四郎選手の防衛と大橋ジムの清水選手の挑戦です。
はたして村田はブラントに勝てるのか?
前回の戦いでは、手数のブラントVS有効打の村田という図式でした。
村田陣営はブラントの豊富な手数とスピードに序盤は手を焼きましたが、後半になれば動きも落ちてくる。そこを得意の左ボティーブローで仕留める流れだった。
しかし、予想外にブラントのスタミナが落ちず、12ラウンド通して逃げ切られたことが大きな敗因です。
加えて最近のWBAのジャッジは有効打よりもジャブで試合を作れることに高いポイントがつくと言います。
ブラントは今回も手数とスピードで掻きまわしてくるはずなので、その辺りの対策を村田選手がどのくらいしてくるかが勝負の鍵になるんじゃ無いでしょうか。
前回と同じ流れになるならブラント優勢、村田選手が何か対策を立てそれがうまくハマった時は村田優勢、、、ですかね 汗
気持ち的には、判定でもいいので村田選手に勝って日本人がミドル級で通用することをもう一度証明してもらいたいです!
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まとめ
今回は、2019年7月12日エディオンアリーナ大阪で行われるロブ・ブラントVS村田諒太のリターンマッチについて書きました。
いかがでしたでしょうか? このままでは、終われない!ぜひとも勝ってくれ!村田!
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