■このブログは2018年11月2日に書きました。
このブログは、
元プロボクサーで現在デザイナーである、ソバネコがボクシングついて書いたブログです。
今回は、2018年12月に行われる大橋ジムの清水聡選手の防衛戦について書いてます。
清水選手の防衛戦がアツい!
ボクシングにはまだ全国区の知名度ではないが、将来の世界チャンピオンを期待されている選手がゴロゴロいることは皆さんご存知でしょうか?
横浜の大橋ボクシングジムの清水聡選手もその一人です。
清水選手は現在32歳と脂の乗った年齢で過去の実績からも見ても、次期世界チャンピオン候補と言っても間違いない選手だと思います。
その清水選手が2018年12月3日に、東京・後楽園ホールで東洋太平洋フェザー級タイトルマッチのV4戦を行うことが決まりました。
挑戦者は同級5位でアポロジムの上原拓哉選手です。
両選手の簡単なプロフィールをご紹介します。
清水選手のプロフィール
清水選手は岡山県出身で1986年3月13日生まれの32歳。
スタイルはサウスポーで現在は大橋ジムに所属しており、第48代OPBF東洋太平洋フェザー級チャンピオンです。
また、アマチュアボクシング出身で2012年のロンドンオリンピックバンタム級の銅メダリストでもあります。
画像出典:BoxRec
戦績は
アマチュア | 170戦 150勝(70KO・RSC)20敗 |
プロ | 7戦 7勝(7KO) |
一言でいうと、アマチュアスーパーエリートボクサーですね。
フェザー級では規格外の長身(179cm)で手足も長いため懐が深く、パンチが異常に硬いためついた通称が「ダイヤモンドレフト」
絶対砕けなさそう。。。泣
対する挑戦者の上原拓哉選手というと、、
上原選手のプロフィール
上原選手は沖縄出身で1995年10月17日生まれの23歳。
スタイルはサウスポーでアポロジムに所属しており、ランキングは同級5位ですが、過去にWBCユース世界フェザー級チャンピオンになっています。
画像出典:BoxRec
戦績は
アマチュア | 16戦 16勝(10KO) |
ユースチャンピオンとは?
ユースとは「若手」という意味で、年齢18〜24歳未満を対象にした世界タイトルのこと。
タイトルを争うには参加条件が他にもいくつかあるが、名目上は若手選手育成を目的とされて創設された。通常のランキングとはまた別物。
両陣営の思惑
この清水選手のV4戦ですが、なかなか面白い構図になっています。
王者陣営の清水選手はプロでわずか7戦ながら、東洋太平洋王者であり、32歳と年齢的にも来年には世界タイトルに挑戦しようとしています。
一方の上原選手は23歳と若く、16戦無敗の若手ホープとして売り出し中のイケイケであり、大物喰いを狙います。
お互い無敗のサウスポー同士となり、
実績十分で今一番脂が乗っているベテラン
VS
若手で昇り龍のごとき勢いのホープ
といった戦いになります。
下馬評では実績的に清水選手が有利ですが、清水選手は世界戦のために絶対負けられない試合であり、何より良い勝ち方が求められます。
一方、上原選手はジャイアントキリングを狙うためどんな形であろうが、勝てば評価が上がります。
負けることで失うものがある者と、負けても失うものがない者。
これは、先日の村田VSブラント戦に少し似た状況でもあります。
村田選手はブラント戦に勝利すれば、来年にはミドル級のスーパースター“ゲナンジー・ゴロフキン”とのビッグマッチの現実へ前進するはずでしたが、ブラントの徹底した戦略に負け全てが水泡に帰しました。
(まだ、ブラントにダイレクトリマッチで勝利するという筋目も残ってますが)
そんな両陣営の思惑を考えながら試合を見ると、また違った面白さがあります。
試合の日時
【日にち】 2018年12月3日 月曜日
【時間】 17時45分開演
【場所】 後楽園ホール
チケットの一般発売は上限枚数に達し次第終了となりますが、大橋ボクシングジムのチケットサイトから購入できます。
テレビ放映はあると思いますが、まだ詳細は未定です!
チケットサイトはこちらから
まとめ
今回は、2018年12月に行われる大橋ジムの清水聡選手の防衛戦について書きました。
いかがでしたでしょうか?
プロボクシングの世界を少しでも知ってもらえたら嬉しいです^ ^
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