■このブログは2020年5月30日に書きました。
こんにちは!
ソバネコです。
このブログは、
元プロボクサーで現在デザイナーである、ソバネコがプロデザイナーの視点からデザインに関わることについて書いたブログです。
今回は、有料の写真素材サイト PIXTA(ピクスタ)の使い勝手と特徴について書いています。
ピクスタとは?
PIXTA(ピクスタ)は東京都渋谷区に本社を置く写真素材サイトを運営している会社です。
写真の他にもイラスト・動画・音楽などの素材を扱っており、総数は約5,000万点以上に。
また、プロ・アマ問わず誰もがクリエイターとして素材を販売でき、ダウンロードされた場合は報酬を得ることができます。
ピクスタの特徴
それではピクスタにはどんな特徴があるのか?
いくつか紹介します。
日本人が多い
ピクスタは日本の会社が運営しているので、
日本人の素材がとても多いです。
しかもシチュエーションごとに種類が豊富なので、
日本人の写真を探す時はとても役立ちます。
僕も仕事で日本人縛りの写真を探すときはピクスタを見ますね。
ではシチュエーション別に見てみます。
画像出典:ピクスタ
成人男性では、シーンごとにバリエーションが豊富にあります。
画像出典:ピクスタ
成人女性のシュチュエーション。化粧品のデザインに使えそうな写真も多くあります。
画像出典:ピクスタ
元気で明るい高齢者の写真がたくさんあります。
画像出典:ピクスタ
高校生や大学生などステージごとに探せます。
画像出典:ピクスタ
赤ちゃんをメインに色々なバリエーションがあります。
画像出典:ピクスタ
何かと使える日本人男性のサラリーマンも多いです。
などなど、日本人の素材は事欠きません。
他に写真素材サイトでは、このブログでも紹介しているシャッターストックなどがありますが、シャッターストックは高クオリテイな分、日本人写真が少ない傾向があります。
シャッターストックについてはこちらに詳しく書きました。
シャッターストックで検索できない時はコレ!登録方法や料金も徹底解説!
サイズによって料金が変えられる
これもピクスタの良い特徴で、
単品で購入する場合はサイズによって価格が変わります。
例えば下の写真を購入したい場合
サイズがS、M、L、XLとあります。
その横の数字はダウンロードした場合のサイズです。
つまり、MサイズならW16.9×H11.2cmということ。
予め欲しいサイズがわかっていれば、目的のサイズを購入できるので、無駄な出費をしなくて済みます。
ダウンロード数が繰越になる
ピクスタの定額プランでは、月ごとにダウンロードできる画像の上限が決まっています。
画像出典:ピクスタ
例えば、10点/月 ダウンロードできるプランに加入した場合、その月に5点しか使えなかった場合は、翌月に繰り越しが可能に。
これはかなりお得な制度。
僕は職業柄、色々な写真素材サイトを使いますが、
多くの定額制プランは繰越不可なところがほとんどです。
※繰り越せる枚数は無制限でなく上限があります。しかし、かなり多い点数を繰り越せるので気にする必要がないくらいです。
画像出典:ピクスタ
また、繰り越せるプランは1名で使用する場合のみ。複数人で使うプランには適用されません。
※プランについては後述します。
料金は?
ピクスタには定額制プランと単品購入の2つの買い方があります。
実はこの2つの買い方ができるのもピクスタの良いところ。
単品購入は割高になりますが、1枚だけ買いたい!時にはかなり重宝します。
定額制のメリット
上の段で、「単品購入はサイズによって価格が変わる」といいましたが、定額制のメリットは
どのサイズをダウンロードしても同じ価格で購入できること。
一番安い場合で1枚あたりの単価が約39円!で買えます!
定額制にはどんなプランがある?
定額制プランには使用者が1人か複数人かでタイプが分かれます。さらに年間更新プランか月額更新プランを選択します。
分かりにくいので図にしました。
年間更新プランは契約時に1年間分の費用を先に支払うプラン。
月々更新プランは月ごとに支払うプランです。
金額的には年間払いプランの方が安いです。
1名で使用する場合の「年間更新プラン」と「月々更新プラン」の価格
年間更新プラン
月々更新プラン
見て欲しい部分は1枚あたりの単価。
高いプランほど1枚あたりの単価が安くなるので、長期的に使う場合はお得になる計算ですね。
複数人で使用する場合の「年間更新プラン」と「月々更新プラン」の価格
年間更新プラン
月々更新プラン
複数人で使う場合は、何人で使うかによって価格が変わります。このプランを契約するのはほとんど企業やデザイン会社になるので個人で使う場合は考えなくてもいいでしょう。
単品購入の場合
単品購入の場合は、サイズによって価格が変わります。
S サイズ | 550円 |
M サイズ | 1,980円 |
L サイズ | 3,630円 |
XL サイズ | 5,500円 |
ベクター画像 | 3,850円 |
サイズごとに説明をすると、
S サイズ | 主にWebサイトで使用。印刷の場合キャプション用の小さい画角に。 |
M~XL サイズ | 主に印刷用に耐えれるサイズ。パンフレットやリーフレットで使う場合に問題がないサイズです。 |
ベクター画像 | アイコンやグラフなど写真ではない素材。どんな大きさにも対応できます。 |
また、XLになると、A3全面で使っても問題ない大きさに。その分価格は上がります。
この単品購入、実はデザイナーに一番使われていると思います。
現在の写真素材サイトは定額制が多く、こうやって単品購入できるピクスタはここぞというときに重宝しますよ。
ピクスタの評判は?
僕が仕事で使った経験を元に、ピクスタのメリットとデメリットを出来る限りわかりやすく書きます。
PIXTAのメリット
日本人の写真が圧倒的に多くて安い
もう、この一言に尽きます。
これは、他の写真素材サイトに比べても多いです。また、日本人が多いサイトといえば「アフロ」や「アマナ」もありますが、それらに比べて単価も安め。
ただ、モデルや写真のクオリティだとやはりアフロやアマナが一枚上手。
なので、お手頃で色々な日本人のシュチュエーション写真を選ぶならピクスタはおすすめ。
PIXTAのデメリット
イラスト素材に弱い。
これは、例えばグラフや矢印などのベクター画像のこと。
ベクター素材を探しても、なかなか良い素材が見つかりにくいので使い勝手は悪いです。
ベクター素材を探すなら、僕はシャッターストックをおすすめします。
シャッターストック ベクター画像購入方法!イラレが使えると表現の幅も広がる?
■ シャッターストックについてこちらもチェック!
まとめ
今回は、有料の写真素材サイト PIXTA(ピクスタ)の使い勝手と特徴について書きました。
いかがでしたでしょうか?
日本人の写真素材を探すなら、ピクスタ・アマナ・アフロあたりを中心に、外国系の写真素材を探すなら、シャッターストックを中心に探すと良い写真が見つかりやすいと思いますよ!
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