35歳デザイナーの転職 転職サイトはどれがいい?タイプ別解説!




■このブログは2018年12月11日に書きました。

こんにちは! ソバネコです。

このブログは、
元プロボクサーで現在デザイナーである、ソバネコがデザイナーの転職について赤裸々に書いたブログです。

今回は僕が転職する際に使わせてもらった転職サイトに書いています。

このブログはかなりニッチです。

転職市場で35歳という賞味期限が切れかけの立場でありながら、果敢に転職をしてゴールを決めた僕の実体験を記事にしています。

使った転職サイトの良い部分と悪い部分を伝え、リアルな転職事情を知り参考にしてもらえればと思います。

なぜこんな記事を書くのか?

僕と同じように業界にいながら年齢やキャリアに不安があり、転職したいけど出来ない人がいるんじゃないかと思ったから。

実体験からくる一次情報を知ることで事前に情報に触れてもらい、転職する時の対策に役立ててもらえれば嬉しいです。

僕がお世話になった転職サイト

僕が転職する際にお世話になった転職サイトを紹介します。
サイトごとにそれぞれ特色があるため、大まかなタイプに分けてメリットやデメリットを書きたいと思います。

お世話になったサイト

  • Redesigner
  • 通販天職
  • ワークポート
  • GREEN
  • MOREWORKS
  • DODA
  • エン天職

です。 ん、、、結構多いな!?と思った方。
その通り、多いです。

僕としては、なるべく多い選択肢の中から絞っていきたい(リスクヘッジも含め)思いがあったので、可能性がありそうなサイトは全て登録して併用しました。

そうなると、なんで“マイナビ”や“デザインのお仕事”がないんだよ!ってツッコミがきそうですが、理由は特になく上記のサイトを先に登録してしまったから 笑
これ以上増やすとキャパオーバーだと感じたのもあります。

この場合、ポートフォリオ作りが大変ですが、作り方について他記事で解説しました。
このやり方なら汎用性が高く、面倒な手間が省けて便利です。

転職サイトには様々なタイプがある?

一口に転職サイトといっても、サイトごとにサービス内容が異なります。

大まかに、

  • 転職エージェント型のサイト
  • 完全自己応募型のサイト
  • 自己応募後、転職エージェントが介入するサイト

の3つ分けることができます。

転職エージェント型のサイト

【該当するサイト】

  • Redesigner
  • ワークポート
  • 通販天職

サイトに登録すると、転職エージェントと面談(対面or電話)を行い、転職希望内容をヒアリング後にマッチする求人を紹介されます。

紹介以外にも自分で求人票から応募もできます。企業とのやり取りはエージェントがやってくれるので負担は減るかも。面接時の想定質問や注意事項も過去の例から教えてくれます。

完全自己応募型のサイト

【該当するサイト】

  • GREEN
  • MOREWORKS

サイト内の求人応募は、基本的に応募者本人と企業担当者がやりとりします。

自己応募後、転職エージェントが介入するサイト

【該当するサイト】

  • DODA
  • エン転職

企業の応募は自分で行うが、応募してからエージェントが介入してアドバイスをくれます。

面接時の想定質問や注意事項は、メールベースで過去例を教えてくれます。

サイトをタイプ別に分けると…

これらのサイトを併用して使うことで、 偏らずに幅広い案件を見ることができ、かなり転職活動が充実します。

例えば、大手サイトのDODAやエン転職だけで活動を行うと、
求人数は多いがライバルも多く、大手がメインで中小・零細の会社は登録していない傾向がある。

はたまたGREENやMOREWORKSだけで転職活動を行うと、
マッチ率は高いが、求人数の母数が少なく、応募できる案件が少ないことが多い。

という偏りができるので、なるべく幅広い窓口を作りましょう。

転職中に感じたことで、大手転職サイトで活動すると、案件の多さにびっくりします。

そして、頻繁に自分の希望職種とは異なる職種の会社からもオファーが来ることが多々あります。 (例えば、デザイナー職で登録しても企画営業やコンテンツディレクターだったりと、少し内容がかぶる職種。)

自分がこの職種だけでやりたい!と強い意志があればいいですが、そこまで決まっていない場合は、希望と異なる職種でも選択肢の1つとして考えると、自分の新しい可能性に気づくことが僕はありました。

出来れば、あまり固執せずに幅広く考えるといいかもです。

それぞれの転職サイトを使ってみた感想

ここでは、簡単にそれぞれの転職サイトを使って良かった点と改善してほしい点を書きます。

転職エージェント型

■ Redesignerを使った感想

株式会社グットパッチが運営するデザイナー特化型転職サイト。
スタートアップベンチャーから大手企業まで、このサイト独自の非公開求人が多数ある。

【良かった点】

サイト登録後、電話面談で現在の状況や転職先の希望をヒアリングされ、応募者にとってマッチング率が高い求人を紹介してくれる。
応募者の費用はすべて無料。(企業側の広告料か採用時の成功報酬の模様)

【改善してほしい点】

Redesigner側で求人案件を絞っているのか、提示される案件が少ない。
担当のエージェントと馬が合わない場合、気持ちよくやり取りができない。
紹介される求人案件がPDFベースで送られてくるので、アナログなやり取りに。

【僕のおすすめ度】

■ ワークポートを使った感想

人材紹介専門で15年のキャリアがある中堅転職エージェントサイト。
エージェントを“転職コンシェルジュ”と 独自に呼んでおり、サービスが手厚い。

【良かった点】

サイト登録後、専用の案件紹介ページ内で求人の応募ができるので、どこでも確認ができる。
転職活動中にコンシェルジュからのおすすめ求人の紹介が多い。
面接後、企業からの評価を聞くことができる。その企業に行きたい場合はコンシェルジュ側からの援護射撃も。
応募者につき1人が専任でつくので、信頼感が高い。

【改善してほしい点】

UIが若干古いのでスマホからだと使いづらい。
どちらかというと企業内のクリエイティブ部の求人といった求人が多く、ガチのデザイン制作会社に行きたい人には物足りないかも。

【僕のおすすめ度】

■ 通販天職を使った感想

株式ジェネシスが運営している転職エージェントサイト。
一番の特徴は通販(ECサイト)業界への求人に強いこと。その業界ではトップです。意外とデザイナーの求人も紛れている。

【良かった点】

サイト登録後、必ずエージェントとの個別面談(対面)を受ける。この会社の特徴として求人企業にかなりフィルターをかけており、ブラックらしき会社はシャットアウトするので、応募者からすると安心。
面接まで進んだ場合の対応が手厚い。(面接前の心構えレッスンや想定質問の予習、持ちの物の確認など)
面接後の企業からの評価を聞くことができる。その企業に行きたい場合はコンシェルジュ側からの援護射撃も。
意外とデザイナーの求人があり、優良企業があったりする。

【改善してほしい点】

通販業界に特化しているため、それ以外の職種の求人は相対的に少ない。
求人への申し込みがPDFベースなので、やり取りが少々煩雑になる。

【僕のおすすめ度】

完全自己応募型のサイト

■ GREENを使った感想

株式会社Atraeが運営する転職サイト。
ITやWeb系に特化しており、大手企業よりは中小、特にスタートアップ企業向けの求人が多いのが特徴。

【良かった点】

IT・Web関連の求人案件が非常に多い。
サイトでプロフィールを登録後、企業側からオファーがくる場合がある。
企業に応募後、面接までのやり取りはグリーンサイト内でメッセージのやりとりをするので、自分のメールフォームを使わずにすむ。(煩雑にならない)
スタートアップ企業が多いので、デザイナーにも裁量権が大きくなる案件が多く、合う人にはうまくいく。

【改善してほしい点】

企業に応募後、面接までのやりとりは直接企業の採用担当者と行うので気を使う。
中小・スタートアップ企業が多いので、年収の提示は低め。
Web系に強いので、グラフィック系は少なめ。もしくはゲームのグラフィックの部類に入ってしまう。

【僕のおすすめ度】

■ MOREWORKSを使った感想

株式会社ハイブが運営する転職サイト。
ITやweb系に特化しており、企業というよりはデザイン事務所(制作のみを請け負っている会社)の求人が非常に多い。

【良かった点】

IT・Web関連の求人案件が非常に多い。
サイトでプロフィールを登録後、企業側からオファーがある場合もある。
求人が「デザイナー」「エンジニア」「ディレクター」「プロデューサー」という大きなカテゴリーから選べるので、 自分の希望職種が見つかりやすい。
サイトのUIがかっこよく見やすい。
制作に特化したデザイン事務所で、有名どころがゴロゴロある。

【改善してほしい点】

企業に応募後、面接までのやりとりは直接企業の採用担当者と行うので気を使う。
サイトはかっこよくて見やすいが、会社の詳細情報が少なめでイメージがしにくい。

【僕のおすすめ度】

自己応募した後から転職エージェントが介入するサイト

■ DODA / エン天職を使った感想

DODAとエン転職はサービス内容・規模共に非常に似ており、使ってみてあまり差がないと感じたのでここではまとめてます。

■ DODA
パーソナルキャリア株式会社が運営する超大手転職サイト。人材サービスの歴史は60年と長く求人案件は非常に多い。

■ エン天職
エン・ジャパン株式会社が運営する大手転職サイト。こちらもDODAと似ており求人案件が非常に多い。

【良かった点】

とにかく求人が多く、職種も満遍なく種類があるので選択肢が増える。
応募は自分からだが、選考段階や面接に進むと転職エージェントが間に入り、企業とやりとりをしてくれる。
誰もが知る有名企業のデザイン部の求人があったりするので、テンションが上がる。(応募だけは出来るので 笑)
転職エージェントサービスもあるので、サイト登録後に個別に受けることできる。

【改善してほしい点】

自分のメールフォームにおすすめの求人案件がめちゃくちゃ来る。多いときは日に20件ほど。
希望職種以外の求人案件もガンガン来る。(僕はデザイナー希望ですが、営業や交通タクシーの運転手などが多かったです)
転職エージェントは応募者に専任でつくわけではなく、求人企業につくのでいろんな企業と面接すると、誰が誰だかわからなくなる。

【僕のおすすめ度】

まとめ

今回は僕が転職する際に使わせてもらった転職サイトについいて書きました。

いかがでしたでしょうか?

中途の転職では、どの転職サイトでお世話になるかが成功と失敗の分かれ道と言っても過言ではない思います。

サイトが良いか悪いかというよりは、自分に合っているかどうかの方がストレスなく転職活動が続けられますよ!




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